2018年1月23日火曜日

刻刻(一部レビュー)

 止界術。それは時間を止めてその空間を自由に動けるという佑河家に
 代々伝わる術だった。主人公の樹里は誘拐された甥と兄を救うために
 術を使う。時が止まり自分達しか動けないはずの世界で、突然動ける
 何者かが襲い掛かる。

 
 公式サイトは↓
 http://kokkoku-anime.com/
 

 
--- 2行で読む ここまでのあらすじ --- 1~2話目

 ・謎の宗教団体が主人公の家族を誘拐する。主人公の祖父は家に伝わる
  術「止界術」を使って救出へ乗り出す。無事に家族を見つけたと
  油断した瞬間、何故か術中に動く事ができる教団に襲われる。
 
 ・不意を突かれた樹里達は教団に殺されそうになる。しかし
  何処からともなく出現した怪物「管理人」の出現によってパニックが
  起こり、その騒動に紛れて九死に一生を得る。
 

--- レビュー ---
 
   
  静止した時間の檻の中で繰り広げられるホラーアクションアニメ
  のようです。
 
  世界感や設定を最低限しか出さずに、その全貌を少しづつ解明
  さていくシナリオです。
  
  基本的に閉鎖空間なので、主要な登場人物も少なく移動範囲も
  少ないので謎解きに集中できる作風になっています。
 
  まだ、2話目なので殆どが謎に包まれている状態ですので、これから
  どういう展開になっていくのか楽しみです。
  
  管理人的には「追いつめられる系」のホラーは苦手なので恐怖ではなく
  謎解きがメインになると面白いだろうと思っています。
  
  他作品ですが「がっこうぐらし」的な要素が散見されます。
  (作画は全然ちがいますが・・・)
  
  この手の作品は、ネタバレが怖いのでオンタイムで視聴して主人公と
  共に真相を暴いていくと楽しめると思います。
   
 
         
--- 総括 ---
    

  時間が動いていない世界の物語なのです。
 
  作中でも少しだけ触れていますが、本当に時間が止まった世界に
  生身の人間が入ったら即死です。
  空気が動きませんし、血液も流れませんので。
 
  SFの宿命ですがそういった部分の「世界感の辻褄をどう合わせるのか」
  この部分がとても気になる作品です。
  
  この一点が良く出来ていると作品の深みが格段に上がるので、本作に
  ついても期待しつつ視聴したいと思います。
 
   
   

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