2018年1月11日木曜日

ゆるキャン△(一部レビュー)

 山梨に引っ越してきた女子高生「なでしこ」は富士山を見ようと軽装で
 山へ繰り出した。すっかり日も暮れて迷子になっていると一人の少女
 「リン」と出会う。
 なでしことリンのアウトドア系ガールズストーリーが始まる。

 
 公式サイトは↓
 http://yurucamp.jp/
 
 
--- 2行で読む ここまでのあらすじ --- 1話目

 ・リンが湖でソロ(一人)キャンプを始める。キャンプ場のそばで
  何度か「なでしこ」を見かけるがいつも熟睡しているため、気にも
  しなかった。
 
 ・夜、トイレに行こうとテントからキャンプ場に戻ると目覚めた
  「なでしこ」と遭遇。家族が迎えに来る間、ともにキャンプを楽しみ
  連絡先を交換するのであった。


--- レビュー ---
   
  分かりやすい導入回でした。
  
  登場キャラやシーンも必要最低限に絞られているので、物語の掴みと
  してはシンプルでシナリオに集中し易い1回目でした。

  
  1話を見て感じたことは、シナリオも作画もメリハリが激しい作品
  だという印象です。
  
  リンがのんびりキャンプ場へ行くまでの道のりや、Bパートの家族が
  迎えに来たあとの日常シーンなどは、極端に動画の枚数が少なく
  物凄く低コストで作られています。
 
  一方、メインのキャンプのシーンになると、テントの組みたてから
  マキ拾い、火起こしなどが丁寧に書かれて一気に動画の描写が細かく
  なり、かなりクオリティーの高い高コストな動画になっています。
 
  背景も同様で、キャンプシーンが盛り上がるようなメリハリが
  ついています。
 
  このあたりの作り方は好みが分かれそうですが、管理人的には
  決められたコストの中で、作品を印象的に表現する一つのテクニック
  だと思っているのでとても楽しく視聴できました。
   
      
--- 総括 ---
    
  密かに管理人注目の「ゆるきゃん」です。
 
  注目のポイントはズバリ、視聴者層の支持を得られるのか。この部分に
  絞られます。
  
  深夜の日常系アニメですから、視聴者層はほぼインドア派だと思います。
  その人たちにアウトドアの魅力を詰め込んだ作品で、勝負を仕掛けるので
  す。
 
  例えるならスポーツに興味がない人たちに、スポーツの魅力を伝える
  ようなアニメなのです。

  この難題にどういうアプローチで視聴者層の支持を掴んでいく作戦なのか
  とても興味があります。
  

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