2023年12月17日日曜日

パリピ孔明「ドラマとアニメを見比べて」

こんばんは!管理人の緑茶です。


パリピ孔明のドラマも無事終わりましたので、レビューを掲載したいとおもいます。今回はアニメ版と比較をする形で良い点悪い点を掲載します。


さて、ドラマ版パリピ孔明ですが全体としては良いドラマだったと思います。特にキャスティングが秀逸でアニメ版では美化され過ていた英子ですが、上白石さんが演じることで等身大になったというか、物語の前提にある「才能は有るんだけど、引っ込み思案で売れてない自称シンガー」にピタリとハマっていたと思います。

 

これは、物語の後半で英子が徐々に売れていく展開においても、機能していて売れっ子の上白石さんが演じていることで、売れることへの違和感がなく演技のうまさも重なってはまり役だったと思います。

 

一方で、放送の順番はアニメとドラマで逆だったと思います。もともと漫画原作なので、アニメとは親和性が高い作品ですから同じことをやったらアニメが映えてしまうと思います。

 

またアニメ版のパリピ孔明のクオリティー鬼高いので、比べられちゃうのはかわいそうな気がしました。(その気持ちもあり、あえて比べる記事になってます)


アニメでもドラマでもラップ編は、長すぎると思いました。ゆえに、シナリオ的に蛇足であることが私の中では確定しました。

 

いや、ラップ編のでき云々ではありません。パリピ孔明という英子のシンデレラストーリーにおいては、スポットを当てるべきエピソードではなかったという意味です。

 

ドラえもんで例えるならば、映画ドラえもん「できすぎ君の大冒険」とった感じ。のび太とドラえもんが一切出てこない映画ドラえもんが視聴者のニーズに合っているかどうか。そういう感覚です。


次にドラマの残念ポイントはAZALEAだと思います。ファンがAZALEA様!って呼べる感じがしないです。正体を隠しているので仮面をつけているのは当然ですが、昭和のSFドラマみたいな仮面に昭和のアイドル風の衣装。

今のドラマ枠では規制があってアニメの様な露出は難しいのかも知れませんが、それを踏まえてもダサすぎる。仮面だったらYoutuberの北山ゆい風で十分だったと思います。舞台もアニメ版の渋谷に対して、ドラマは良く分からない広場?でした。アニメは最終決戦だったのでドラマとは構成が違うのは仕方がないとは思いますが、それよりも現実では渋谷は撮影許可が取れなかったのでしょう。


色々な相乗効果があって、チープになってしまったのがドラマの残念ポイントです。

 

最後に孔明に触れていきます。孔明はドラマ版の方が良かったですね。ちょっと仕草や目線、表情の繊細さは人間の圧勝だったと思います。個人的にはアニメ版の孔明の衣装って綺麗すぎると思っていました。タイムスリップしてきた割に歴史を感じないのです。


その点、ドラマ版の衣装は重厚感や古着感があってリアルでした。こだわりを感じてとても印象が良かったです。


まもなく年末年始ですが、両作品を配信等で見比べてみるのも面白いかもしれませんね!



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