<あらすじ>
ティアムーン帝国で革命が発生し、皇女ミーアは20歳で断頭台に送られた。
しかし、処刑された瞬間に8年の時間をタイムリープし、12歳の姿で目を覚ますのであった。
ミーアは断頭台へ送られる未来を回避すべく、歴史改変を試みるのであった。
<レビュー>
悪役令嬢系アニメの亜種といった感じの作品です。最初の人生で書いていた日記が手元にあり、過去の失敗を考察しつつ正しいルートを選択していくことが物語の骨格です。
この日記がかなりのキーアイテムで、過去の行動を変えて未来が変わると、適応して記載内容が変化します。
つまり日記というよりも未来記になっています。今の主人公のポジションとつながる未来がわかるので、性格の悪い主人公でも日々行いを改めるきっかけになっています。
この作品の面白いところは、この再選択した重要なでき事のルート選択なのですが、選択肢はバッドエンド行のAルート。主人公が考える行いを改善したBルートがあります。
主人公はBルートになるように行動しますが、これがどういうわけかBルートのさらに上位、大成功へつながるCルートに突入してしまいます。(ルートの話は作中にありません。説明しやすいように表現しています)
主に周囲の勘違いによるものですが、ことあるごとに「正しい選択」を進もうと努力する主人公が、なんやかんやで結果的には大絶賛されてしまう形になるので、ある種の主人公無双系アニメのような面白さがあります。
配信などで1話から視聴できますので、ご興味がございましたらおすすめです。
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