2023年10月8日日曜日

キボウノチカラ~オトナプリキュア’23~(一部レビュー)

<あらすじ>

希望のプリキュア・キュアドリームとして仲間と力を合わせ強大な敵に立ち向かった。

それから時は過ぎオトナになったのぞみたち。

それぞれの道を未来に向かって進んでいた。

仕事にプライベート、仲間、家族、恋 、楽しく忙しく過ごしながらも...

オトナになってからの悩みや壁に苦悩を抱える日々。

そんな中、突如、人間を襲う謎の影ーシャドウーが現れて...!

時計塔の鐘の音が響くとき、オトナになったのぞみたちの新たな物語が動き出す

<レビュー>

Yes!プリキュア5のその後を描いた物語です。アナザー(パラレルワールド)ではなく正当なアフターシナリオのようです。

 

大人になった元プリキュアは変身することができず、夢と現実のギャップに悩みつつも、生活しています。

 

放送局がNHKということもあり、全体的にエンタメ要素が少なくYes!プリキュア5ファンに向けた、女性活躍推進アニメのような1話でした。

 

印象としては導入が殆どありませんでした。急に始まって主人公が先生になっていて、生徒の家庭の事情を解決しようとして何もできず、無力感を感じているところに、事件が起きかけて1話は終わりでした。

 

勝負は2話でしょうか。敵役が出てきたことでエンタメ系に流れていけば勝機はありそうです。逆に敵役を使っても「変身することもなく、シリアスなお悩み解決」に流れていくようなら視聴者は限定的になりそうです。

 

おそらくYes!プリキュア5のファン。つまり現在の20代に向けた作品だと思うのですが、子供のころにあこがれた無敵のヒーロープリキュアが大人になると現実のしがらみで、色々と悩み辛いことを乗り越えていくようなリアルさは、多分求められないと思います。

 

ファン心理としては大人になってもプリキュアは、無敵でシンプルでかっこよくあって欲しいと思うのではないでしょうか。

 

まだ一話ですが、今期期待の作品です。



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