<あらすじ>
とある中学校、隣の席になった女の子・高木さんに、何かとからかわれる男の子・西片。
高木さんをからかい返そうと策を練るも、いつも高木さんに見透かされてしまう。
どうにかして、高木さんにひと泡吹かそうと奮闘する日々…。
<レビュー>
中学生の初々しい恋愛模様を描いたラブコメディーです。もう3期目ですね。基本的に高木さんが西方をからかって、西方が仕返しを企むものの高木さんに見破られ更にからかわれてしまうという微笑ましい構成です。
小中学生時代のあるある作品でもあって、視聴していると「ああ、小さい時にこんなのはやったなー」と完全に忘れていた子供時代のエピソードを思い出させてくれる作品でもあります。
そういった作品ですので、単純なラブコメディー+懐かしい雰囲気の浸れる一粒で二度おいしい作品。
さて、今回のレビューはその3期の1話・2話ですが、相当攻めているイメージです。1期、2期は割と日常系のような作風でしたが、3期は長尺を使った夢落ちであったり、おなじく長尺の無言劇(セリフがなく、BGMだけでお話を展開する物語)であったりして、見せ方を大きく変えてきたという印象です。
ただ無言劇に関しては、原作もセリフなしですので、たまたま印象的な表現のシナリオが続いただけかも知れません。
この作品に関しては、あまりエピソード同士のつながりがないので、原作とエピソードの順番を変えようと思えばいくらでも可能であることから推測すると1期、2期と続けて視聴している視聴者への新鮮味をアピールする狙いがあったよう思える3期の1話、2話でした。
ちょっとラブコメ要素が弱いかな・・・と思ったところへ、ガッツリラブコメの「夕日」のお話を持ってくるあたりも、相当あざといと思います。
1期、2期を知らなくてもパッと見て楽しく、年齢性別を問わず楽しめる作品だと思いますので、管理人的にはお勧めです。
0 件のコメント:
コメントを投稿