2021年7月22日木曜日

魔法科高校の優等生 (一部レビュー)

魔法科高校の劣等生のスピンオフ作品。アニメ1期の物語を司波深雪視点で描かれた作品になります。

 

ヒーロー目線で語られた一つの物語を、ヒロイン目線で描きなおすという非常に興味深い作品です。

 

シナリオ本体は司波達也の物語と同じなので、シナリオ的に知的好奇心は刺激されませんが、その分、ヒロイン視点になることで視聴者が見えていなかった、ヒロインの心情など「そんな風に感じてたのか」「裏でこんなことをしていたのか」といった発見があります。

 

また、まったく同じシーンでも表現や効果などが変わっており、演出面でとても勉強になる作品だと思っています。

 

登場人物の描かれ方も微妙に変わっていて、全体的にポップで楽しい作風になっているのも好印象です。

 

本編のどの部分まで描かれるのか分かりませんが、とても期待している作品です。


-----------------------------

【編集後記】


本作の七草(さえぐさ)先輩がメチャ可愛いと思うのは私だけでしょうか、司波達也編では年上女性独特のどことなくミステリアスな小悪魔といった雰囲気ですが、司波深雪編ではグッと身近になって、凄く真面目なのにどこかホンワカしているお姉さんのようになっています。

 

個人的にはこっちの七草先輩の方が親しみやすくて好みです。




0 件のコメント:

コメントを投稿