2020年10月29日木曜日

魔法科高校の劣等生 来訪者編 (4話まで)(一部レビュー)

大人気アニメ、「魔法科高校の劣等生」の最新シリーズです。


今回はヒロインにアンジェリーナ=クドウ=シールズ(通称リーナ)が交換留学生として登場します。

 

謎の敵、パラサイトをめぐり、主人公達也陣営・ヒロインリーナ陣営が敵対・協力を繰り返し敵の正体へせまる物語です。

 

 

第1シリーズから引き継がれた「劣等生のお兄様、実は超有能」設定はそのままに、前作で広げ過ぎたスケールを若干軌道修正したようなイメージです。

 

前シリーズの終盤は、国家間戦争になっており、魅力溢れるサブキャラクターたちも、如何せん規模が大きすぎて若干モブ落ちしていました。

 

本シリーズではスケールを小さくしたことで、各キャラクターの魅力も十分に描かれ、感情移入もしやすくなりました。

 

個人的には今回のような作風の方が好みです。

 

また、作家目線で見ると有能すぎるお兄様の使い方がとても勉強になる作品です。一見使いやすい「無敵キャラ」ですが、使い方を間違えると作品から緊張感を奪い、視聴者がドキドキハラハラしなくなってしまいます。

 

本作ではお兄様の「無敵成分」と「ミステリアスな思考成分」がうまく拮抗していて、無敵なんだけど、どういう行動をとるのか視聴者が興味を持つように、うまく作られていると思います。


シリーズ作品で、特殊な用語も多い作品ですので、これから視聴を検討している人は予備知識が必要です。WEBページに色々と設定情報が掲載されていますので、この予備知識を仕入れてから視聴するとより楽しめます。



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