今日はお金のお話です。
利息には、複利と単利というものがあります。
利息にも利息が付くのが複利。利息には利息が付かないのが単利です。
例えば、年5%単利で10,000円を3年間借りると、
10,000×(1+0.05×3)=11,500円です。
これが、年5%複利で10,000円を3年間借りると、
10,000×(1.05×1.05×1.05)=11,576円です。
何が言いたいのかというと、複利で借りると利息が多くなるという話です。
では、1000円を日利(1日で利息が増えていく)10%複利で30日借りたらいくらになるのでしょう。
1日目:利息100円=元利合計1,100円
2日目:利息210円=元利合計1,210円
3日目:利息331円=元利合計1,331円
28日目:利息13,421円=元利合計14,421円
29日目:利息14,863円=元利合計15,863円
30日目:利息16,449円=元利合計17,449円
なんと30日で借入金額の17倍に・・・
ちなみに、単利だと借入1000円+(利息100円×日数30日)=4000円です。
これからお金を借りなければならない場合、それが単利なのか、複利なのか良ーく確認した方がよさそうです。
先ほどの複利の例を60日にした場合
(1000円を日利(1日で利息が増えていく)10%複利で60日借りた)
60日目:利息303,482円=元利合計304,482円らしいです。
1000円借りて60日返済しないだけで30万に・・・
今回は返済を全くしない場合の計算でしたが、現実ではまず、日利10%なんて暴利はありえません。(色々アウトなので)
ただ、住宅ローンのように35年とか長い借り入れを検討する場合、利息がどれくらい発生するのか考えるきっかけになって貰えればと思います。
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【お約束】
本記事は、管理人の知る範囲で記載されています。実際の法律や制度などは一切考慮されていません。
この記事の目的は「利息を計算すること」ではなく「利息に興味を持ってもらうこと」です。
実際のお借り入れの際は、自身でシミュレーションを行い自身の判断と責任で決断してください。
管理人は本ページに係るは一切の責任を負いません
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