2020年9月17日木曜日

無人レンタル傘 貸出機から考える

 職場の都合で難波に行きました。そこで初めて傘の無人レンタル機を目撃しました。傘1本24時間70円だそうです。

 

無人で傘をレンタルして、商売ができるのでしょうか。

 

傘って500円位だせばコンビニで買えますし、無人ですから借りパク(借りたまま返さない)も多そうです。 

 

そこでどうやって商売として成り立っているのか調べてみました。

 

これは「アイカサ」というサービスで、スマホを使って傘の貸出返却を管理するサービスでした。

 

本人確認のできるスマホと紐づけることで、借りパク、無断延長を防止し商品の回転数を上げることで成り立っているみたいです。

 

借りパクされないとして、事業として成り立つのでしょうか? 

  

70円の傘ですが、1ヵ所に50本位置いてあるので、全部レンタルできれば70円×50本=3500円です。ひと月で5回大雨が降ってくれれば17500円。

 

全国100か所に設置して、1,750,000円。

 

設置場所提供者に場所代50%支払ったとして875,000円

 

思ったより少ないですね。 

 

これは人件費やメンテナンス費用が払えるのか・・・?と思いましたが、このサービスの真骨頂は「定額使い放題サービス」にありました。

 

月額280円で借り放題。

 

なるほど、これなら雨が降らなくても毎月一定のサービス料が見込めますから資金計画も立てやすいですね。

 

なるほどなー、たかが無人レンタル機ですが、借りパク対策、天候対策、料金プランなど色々な工夫があって勉強になりました。

 

こういう新しいサービスを始める人の行動力と発想力は、いい刺激をもらえますね。

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