2019年9月11日水曜日

カキ氷屋台は儲かるのか試算してみた。

こんばんわ!管理人の緑茶です。
 
今日は前回の活動レポートで少しだけ触れた
「カキ氷屋は儲かるのか?」について
儲かるのか試算してみました。


前提として下記条件になっています。

① 働くのはバイト(時給900円)2名+自分
② バイトは8時間労働(11時~19時)
③ 設備は一切なく、全て購入する
④ カキ氷は1杯500円。(水500ml分)
⑤ 電気は近隣の住宅から借用。実費払い
⑥ 製氷機はおかず、氷を1hに1回程度補給
⑦ 屋台はレンタルテントを使用
⑧ 場所代は15000円(組合加入)

とします。



 【費用】
  水      2L×60  9000円程度
  シロップ  1.8L×5  3000円程度
  容器      100個  2800円程度
  テントレンタル       5400円程度
  場所代          15000円程度

 【投資】
  業務用かき氷機 1台 30000円程度
  食品衛生責任者資格  10000円程度
   
 【バイト代】
  人件費   2名×8h  14400円
  
 【電気代】
  200W×8h÷1000×40       64円
 
  
  これを単価500円のかき氷で回収するには
  8時間で約180個売る計算になります。 
 
  30分単位にすると12個売れないと赤字という
  計算になりました。
 
 
  意外と厳しいですね。というか不可能です。
  
  1つ販売するのに必要な時間(注文+作成+清算)が
  2分30秒で終わるとは思えません。
  しかも、その状態を8時間キープできるはずも
  ありません。
  
  ただ、1日ではなくひと月単位で営業すれば投資の
  比率が減ってそれなりには稼げそうです。
  
  
  土日のみ出店で、10日間営業したとします。
 
  
  かかるお金は
   費用×10 + バイト代×10 + 電気代×10
  +投資

  = 536640円
  
  です。

  
  一日に稼がないといけない金額は 53664円になります。
  カキ氷に換算すると108杯分です。
 
  これなら30分で7個ですので、今年のように暑い夏なら
  ギリギリ賄えそうです。
 
  カキ氷1つ500円は高すぎると思っていましたが、こうして
  計算してみると案外そうでもないみたいです。

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【おまけ】 
  今回の試算の場合、そもそもカキ氷の原価が高いのです。
 
  カキ氷の原価 = 水 37円 + シロップ3円 + 容器 28円
           電気1円 + テント54円  + 場所150円
           バイト144円
    設備を除く原価= 417円
 
  儲け 83円から 設備40000円を回収するのは、いくら何でも
  無謀ですね。
 
 
  逆に言えば、設備さえもってしまえば、場所を無償で借りられる
  前提でバイトではなく自分だけで働けば
 
  カキ氷の原価 = 水 37円 + シロップ3円 + 容器 28円
           電気1円 + テント54円

  こうなるので

      原価= 123円
      利益= 377円
 
  このくらい儲かるので1日100杯売れば 

      利益= 37700円 稼げることになりますね。
 
  これなら日給 37700円!(8時間労働)・・・・
 
  こんな良い条件は滅多になさそうですが、夢はありますね。

 
  

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