こんばんわ!管理人の緑茶です。
今日は前回の活動レポートで少しだけ触れた
「カキ氷屋は儲かるのか?」について
儲かるのか試算してみました。
前提として下記条件になっています。
① 働くのはバイト(時給900円)2名+自分
② バイトは8時間労働(11時~19時)
③ 設備は一切なく、全て購入する
④ カキ氷は1杯500円。(水500ml分)
⑤ 電気は近隣の住宅から借用。実費払い
⑥ 製氷機はおかず、氷を1hに1回程度補給
⑦ 屋台はレンタルテントを使用
⑧ 場所代は15000円(組合加入)
とします。
【費用】
水 2L×60 9000円程度
シロップ 1.8L×5 3000円程度
容器 100個 2800円程度
テントレンタル 5400円程度
場所代 15000円程度
【投資】
業務用かき氷機 1台 30000円程度
食品衛生責任者資格 10000円程度
【バイト代】
人件費 2名×8h 14400円
【電気代】
200W×8h÷1000×40 64円
これを単価500円のかき氷で回収するには
8時間で約180個売る計算になります。
30分単位にすると12個売れないと赤字という
計算になりました。
意外と厳しいですね。というか不可能です。
1つ販売するのに必要な時間(注文+作成+清算)が
2分30秒で終わるとは思えません。
しかも、その状態を8時間キープできるはずも
ありません。
ただ、1日ではなくひと月単位で営業すれば投資の
比率が減ってそれなりには稼げそうです。
土日のみ出店で、10日間営業したとします。
かかるお金は
費用×10 + バイト代×10 + 電気代×10
+投資
= 536640円
です。
一日に稼がないといけない金額は 53664円になります。
カキ氷に換算すると108杯分です。
これなら30分で7個ですので、今年のように暑い夏なら
ギリギリ賄えそうです。
カキ氷1つ500円は高すぎると思っていましたが、こうして
計算してみると案外そうでもないみたいです。
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【おまけ】
今回の試算の場合、そもそもカキ氷の原価が高いのです。
カキ氷の原価 = 水 37円 + シロップ3円 + 容器 28円
電気1円 + テント54円 + 場所150円
バイト144円
設備を除く原価= 417円
儲け 83円から 設備40000円を回収するのは、いくら何でも
無謀ですね。
逆に言えば、設備さえもってしまえば、場所を無償で借りられる
前提でバイトではなく自分だけで働けば
カキ氷の原価 = 水 37円 + シロップ3円 + 容器 28円
電気1円 + テント54円
こうなるので
原価= 123円
利益= 377円
このくらい儲かるので1日100杯売れば
利益= 37700円 稼げることになりますね。
これなら日給 37700円!(8時間労働)・・・・
こんな良い条件は滅多になさそうですが、夢はありますね。
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