こんばんは!管理人の緑茶です。
本日の記事は
「緑茶流! 小説作成工程」ということ
私の物語作成工程をお披露目しようと
思います。
一応、小説としていますがゲームの
シナリオ作りもの基本は一緒です。
夏休みの作文を書いた人も居るはずなので
思い出しながら読んで頂けると分かりやすい
と思います。
いきますーーーーーーーーーーーー
①天才はいきなり書き始めるのですが、
私は凡人なのでテーマづくりから
始めます。
読書感想文だったりすると、テーマは強制的に
「読書感想」になります。
私の場合は単語1語でテーマを決める場合が多く
前回の小説では「家電」と決めています。
②テーマに紐づくキーワードを連想して
メモ用に書き出していきます。
例えばテーマ家電の場合
・AI
・掃除機
・冷蔵庫
・洗濯機
・省エネ
・電気代
・小型化
・エアコン
こんな感じです。実際は20以上連想していきます。
③最後のオチをお考えます。
ここが一番生みの苦しみを感じるところです。
②で出したキーワードを眺めながらコレから書く
小説のオチ部分を考えるのです。
前回なら
「進化した、ロボットのあざとい充電方法に
人間は気づかず、愛情表現と受け止めてしまう」
これです。
④ここからは物語に仕立てていく工程です。
③が「面白い」と感じてもらうために物語の
概要を作っていきます。
こんな感じです。
【起承転結の起】
・人間とロボットが住んでいた。
・人間は節約志向でほとんど外出せず引き込みり気味だった。
【起承転結の承】
・ロボットは人間に死なれると自分の居場所を失うので
人間を長生きさせるべく、外出を提案する。
・人間は節約志向なの基本的に高額なものは買い控える。
しかし「楽をするため」にロボットを渋々購入している
ので「外出なんてめんどくさい!」と反発する。
【起承転結の転】
・双方の意見が相容れずケンカになる。
・ケンカの中で、ロボットから
「充電が人間の体温からでも可能になった」
と明かされる
【起承転結の結】
・どうすれば節約志向の男からエネルギーを貰いやすいのか
ロボットは瞬時に計算を行う。
・人間でいう「妻」に擬態ですればスキンシップで
体温を奪えると考え、あざとい仕草で人間に接触する。
・ロボットの超効率的な高速計算についていけない
人間は気が付くことなく、むしろロボットに「愛着」を
感じてしまい、まんまと充電されてしまうのだった。
⑤設定、肉付け
ここまでくると、あとは比較的楽ちんで
④で考えた展開に都合の良い人物を想像し
キャラメイクします。
そのキャラを使い、④を読みやすい文章に直しつつ
物語化すればほぼ完成となります。
⑥推敲
最後に作った文章見直します。誤字脱字は当然として
設定の不具合や文章つながりなどを見直していきます。
頭の中で考えた文章を文字に起こしているので
思ったよりも設定や文章の不備による修正は多いかも
知れません。
この修正をおえたら初稿の完成です。
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こんな感じで物語を作っています。
作り方は人それぞれですので、この方法が良いとか悪いは
ないと思います。
ただ、一つの方法論として頭の片隅に残して頂ければ
お役に立てることもあろうかと思います。
では、今日の記事はこれにて終了となります。
次回は休載ですので、木曜日にお会いしましょう!
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