2019年9月1日日曜日

緑茶流! 小説作成工程

こんばんは!管理人の緑茶です。
本日の記事は

「緑茶流! 小説作成工程」ということ
私の物語作成工程をお披露目しようと
思います。

一応、小説としていますがゲームの
シナリオ作りもの基本は一緒です。

夏休みの作文を書いた人も居るはずなので
思い出しながら読んで頂けると分かりやすい
と思います。


いきますーーーーーーーーーーーー

①天才はいきなり書き始めるのですが、
 私は凡人なのでテーマづくりから
 始めます。
 
 読書感想文だったりすると、テーマは強制的に
 「読書感想」になります。

 私の場合は単語1語でテーマを決める場合が多く
 前回の小説では「家電」と決めています。

②テーマに紐づくキーワードを連想して
 メモ用に書き出していきます。
 
 例えばテーマ家電の場合
 ・AI
 ・掃除機
 ・冷蔵庫
 ・洗濯機
 ・省エネ
 ・電気代
 ・小型化
 ・エアコン
 
 こんな感じです。実際は20以上連想していきます。
 
 
③最後のオチをお考えます。 
 
 ここが一番生みの苦しみを感じるところです。
 
 ②で出したキーワードを眺めながらコレから書く
 小説のオチ部分を考えるのです。
 
 前回なら
 「進化した、ロボットのあざとい充電方法に
  人間は気づかず、愛情表現と受け止めてしまう」
 
 これです。
 
 
④ここからは物語に仕立てていく工程です。
 
 
 ③が「面白い」と感じてもらうために物語の
 概要を作っていきます。

 
 こんな感じです。

 【起承転結の起】

 ・人間とロボットが住んでいた。
 ・人間は節約志向でほとんど外出せず引き込みり気味だった。

 【起承転結の承】

 ・ロボットは人間に死なれると自分の居場所を失うので
  人間を長生きさせるべく、外出を提案する。
 ・人間は節約志向なの基本的に高額なものは買い控える。
  しかし「楽をするため」にロボットを渋々購入している
  ので「外出なんてめんどくさい!」と反発する。

 【起承転結の転】

 ・双方の意見が相容れずケンカになる。
 ・ケンカの中で、ロボットから
  「充電が人間の体温からでも可能になった」
  と明かされる

 【起承転結の結】

 ・どうすれば節約志向の男からエネルギーを貰いやすいのか
  ロボットは瞬時に計算を行う。
 ・人間でいう「妻」に擬態ですればスキンシップで
  体温を奪えると考え、あざとい仕草で人間に接触する。
 ・ロボットの超効率的な高速計算についていけない
  人間は気が付くことなく、むしろロボットに「愛着」を
  感じてしまい、まんまと充電されてしまうのだった。

 
⑤設定、肉付け


 ここまでくると、あとは比較的楽ちんで
 
 ④で考えた展開に都合の良い人物を想像し
 キャラメイクします。 
 
 そのキャラを使い、④を読みやすい文章に直しつつ
 物語化すればほぼ完成となります。
  

⑥推敲
 
 最後に作った文章見直します。誤字脱字は当然として
 設定の不具合や文章つながりなどを見直していきます。
 
 頭の中で考えた文章を文字に起こしているので
 思ったよりも設定や文章の不備による修正は多いかも
 知れません。
 
 この修正をおえたら初稿の完成です。
 
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 こんな感じで物語を作っています。
 
 作り方は人それぞれですので、この方法が良いとか悪いは
 ないと思います。
 
 ただ、一つの方法論として頭の片隅に残して頂ければ
 お役に立てることもあろうかと思います。
 
 では、今日の記事はこれにて終了となります。
 
 次回は休載ですので、木曜日にお会いしましょう!
   
 

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