就職試験に落ち続け就職浪人直前の主人公木春由乃。
学生時代にノリで登録したタレント事務所から仕事の依頼を受ける。
その仕事はなんと1年にも及ぶ村おこしの観光大使だった!
思わぬ大役に邁進する由乃の奮闘物語です。
アニメ公式ページは↓
http://sakura-quest.com/
ネット配信は↓
ニコニコ動画:http://ch.nicovideo.jp/sakura-quest
Amazon プライムビデオ:(予定)
--- 2行で読む ここまでのあらすじ --- ※最終回
・みずち祭りにサンダルさんの故郷の市長を招待すべく、会長は市長の
元へ。無事に市長を連れて間野山に戻った頃、祭りはクライマックスの
演劇に突入した。演劇は好評に終わり、ついに由乃の町おこしは
終わりを迎える。
・由乃の最後の仕事は「退任式」間野山の市民に見送られ、国王は
任期を終える。そして由乃の未来の選択は、新たな街の町おこしへの
挑戦だった。
--- レビュー ---
SHIROBAKOでお馴染みのP.A.WORKSによるオリジナルアニメーション
です。
最終回です。
作品全体を通したレビューは、別途掲載しようと思います。
最終回は一言で言えば、作中のすべての人物の「始まり」を描いた
シナリオとなりました。
間野山に残り、間野山の為に頑張る人。
間野山を出て、世界を見分しようと考える人。
さまざまな始まりがこの最終回に濃縮されており、間野山という町は
これから良い方向に向かうのだろうと予感させるような感動的な
最終回でした。
この最終回の良いところは「終わってしまう」という悲しい雰囲気ではなく
「これからも続いていく」という前向きで明るい軽快な雰囲気でラストを
締めくくったところにあると思います。
由乃の長所であるポジティブさを町全体に広げたようなイメージで
視聴後の気分よく、管理人も「さぁがんばろう」と思えるような
素晴らしいラストシーンでした。
--- 総括 ---
2期・・・というよりも、特番で1時間くらいの枠で5年後のアフター
ストーリーを見てみたい。
そんな思いがする最終回でした。
姉妹都市の話や、王国の閉鎖のその後の話など、視聴者が気になる伏線を
あえて回収しないことで「間野山は続いていく」という継続感を表現
したシナリオは勉強になりました。
(良い意味での)伏線未回収の使い方を教わった感じがしました。
最後の最後に木春が南の地方(島国?)に町おこしに向かった模様が
描かれ「椿由乃」ではなくちゃんと「木春由乃」として歓迎されている
シーンは由乃の1年の奮闘がキチンと評価されていることを暗示しており
こそばゆいような達成感を覚えました。
2クールに及ぶ、町おこしを題材にした本作の最終回としては120点
の出来だと思います。
素晴らしい作品を作ってくれた制作陣に感謝。
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