2017年9月10日日曜日

サクラクエスト 第22話『新月のルミナリエ』

就職試験に落ち続け就職浪人直前の主人公木春由乃。
学生時代にノリで登録したタレント事務所から仕事の依頼を受ける。
その仕事はなんと1年にも及ぶ村おこしの観光大使だった!
思わぬ大役に邁進する由乃の奮闘物語です。
 


アニメ公式ページは↓
 
 http://sakura-quest.com/
 
 
ネット配信は↓
 
 ニコニコ動画:http://ch.nicovideo.jp/sakura-quest
 Amazon プライムビデオ:(予定)
 
 
--- 2行で読む ここまでのあらすじ --- ※22話目
 
 ・東京に行きたいと頑なに譲らないエリカ。それを理解してみようと
  色々とエリカと会話を試みるしおり。そしてエリカの夢を理解したうえで
  「まだ(年齢が)早い」と説く。
  
 ・そんな折、エリカの弟、杏志(あんじ)が行方不明になってしまう。
  協力して捜索をしていると、サンダルさんが杏志を交番で保護している
  ことがわかり事なきを得る。この事件を通して間野山の大人たちはもっと
  自分たちが「子供が好きになるような町」を作っていかなくてはならないと
  気付かされたのであった。
 
  
--- レビュー ---
 
 
 SHIROBAKOでお馴染みのP.A.WORKSによるオリジナルアニメーション
 です。
 
 
 エリカ編 後編です。
  
 ふわっとしたちょっと日常っぽいAパートと、杏志行方不明で急に緊張感が
 出たBパートの構成です。
 
 しおりはやはり「間野山」を選んだようです。
 Aパートでのエリカとの交流を経て、エリカの考え方についてはこのしおり
 なりの消化ができたようです。
 
 これで、早苗・真希・しおりの3人が方向を見つけました。   
 なんかこう伏線の回収が進んでいくとさびしいですね・・・。
 
 冬に入り、屋内のシーンが増えたのも印象的でした。かば公園の周辺以外ほとん
 どのシーンが屋内になっており、田舎の冬独特の閉塞感みたいなものを
 感じました。
 
 少ない屋外のシーンも街灯も少なくちょっと薄暗いタッチになっています。
 
 ロケハンの成果が活かされている感じがして、リアルな田舎の雰囲気を
 味わえました。
 

--- 総括 ---
  
 暗号の答えが縦読み。小学生らしい発想でした。
 
 縦読みなのに中心から放射状に三等分しているので、だれか一人がまったく
 意味のない1枚を持たされていたという雑さが、小学生男子らしいですね。
 
 
  
 暗号の答えが歩数だったので、てっきりエリカが協力するのかとおもいました。
 
 子供の一歩は約70センチ、大人の一歩は75~80センチなので
 大人が歩く→ない→エリカが協力する→発見!
 
 そんな流れを想像しました。ところが裏をかいてくるのがサクラクエストです。
  
 
 まさかの「お宝じゃありませんでした!」という方向にオチを持ってきて
 あまり宝探しに尺を使いませんでした。
 
 その分の尺を大人たちが「自分の夢と次の世代のことを考えるシーン」に使った
 あたり、尺の使い方が上手いなぁと思いました。
 
 たしかに、お宝さがしに尺を使ってもサクラクエスト全編からすると、脇に
 話がそれすぎますよね。限られた尺を有効に使うならこの方法ですね。


    

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