<あらすじ>
舞台は異次元と現世界を結ぶ通路「ゲート」、
そして「ハンター」と呼ばれる特殊能力を持つ人間たちが存在する世界。
人類最弱兵器と呼ばれる最低ランクのハンター、「水篠 旬」は、ある日突然 「自分だけがレベルアップする力」 を手に入れる。
数多の試練を乗り越え、旬は"最弱"から"最強"へと駆け上がる。
<レビュー>
「レベルアップ=最強」の無双系バトルアニメ!
本作は、ゲート(ダンジョン)と現代世界を行き来する異能バトル作品 です。
1期では、主人公の成長過程が描かれていましたが、2期では成長の鈍化が見られ、すでに無敵レベルの強さ になっています。
特に、倒した魔物を影として従える 「影の君主」 の能力を得たことで、
「戦闘=影を召喚し、数で押す」 というスタイルに変化。
この影の兵士による軍勢戦が本作の大きな魅力の一つとなっています。
主人公のバトルスタイル:戦略性の薄さが気になる?
本作の見どころである「影の兵士 vs 敵の軍勢」ですが、
主人公が影の兵士を 「捨て駒のように扱って戦う」 ため、やや感情移入しにくい部分があります。
また、戦闘シーンの演出として、
ハンターギルドの戦いでは各キャラの立ち回りや連携攻撃がしっかり描かれている のに対し、
主人公の戦いは 「とりあえず戦士系を前に出し、魔法系を後ろに配置」 といった、
大雑把な軍勢のぶつかり合いになってしまうことが多いのが残念です。
もう少し、主人公が戦略家として、少数精鋭の手勢を使いこなす描写 があると、
影の能力の「特別感」や「主人公の知略」が光る作品になったかもしれません。
ハンター vs 魔物:戦術の違いに注目!
本作では、ハンターギルドの戦闘シーンでは、連携や戦略性が際立っている のに対し、
主人公の戦いは、軍勢のぶつかり合い になりがち。
結果として、
・ハンターギルドの戦闘 → 連携攻撃、リカバー、陣形などが細かく描かれる
・主人公の戦闘 → 影の兵士を前に出して、ひたすらぶつけるだけ
この違いが、「主人公の戦いの面白み」をやや減らしてしまっている印象を受けました。
今後の期待ポイント
現状、主人公の戦い方が 「ハイオーク(魔物)の集団と同じ」 レベルなので、
今後、戦略性を高めた戦闘スタイル が描かれるかが気になるところです。
また、影の兵士にもっと個性が出ると、さらに感情移入しやすくなる のではないでしょうか。
例えば、影の兵士たちに個別の特徴がついたり、意思を持って会話できたりすれば、
ただの「捨て駒」ではなく、「仲間」としての描写が増えて、物語に厚みが出るかもしれません。
<まとめ>
・「レベルアップ×無双」系の異能バトルアニメ
・ 影の兵士 vs 魔物の集団戦が見どころ
・ 戦闘シーンは派手だが、主人公の戦略性は薄め
・ 影の兵士の個性や知略戦が描かれると、より面白くなりそう!
無双系アニメとして、爽快なバトルを楽しみたい人にはおすすめの作品 です!
細かい戦略を求める人には物足りないかもしれませんが、作画の動きも良く、
単純に「主人公最強モノ」として楽しむなら、十分見ごたえのある作品だと感じました。
今後の展開で、主人公の戦闘スタイルに変化があるのか に注目したいですね!
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