2022年11月27日日曜日

陰の実力者になりたくて 5話~8話(一部レビュー)

<あらすじ>


シド・カゲノーとして生まれ変わった少年は、


これを幸いと異世界で「陰の実力者」設定を楽しむことにする。


シドは本人も知らぬところで本物の「陰の実力者」になっていき、そしてシドが率いる陰の組織「シャドウガーデン」は、やがて世界の闇を滅ぼしていく――。


<レビュー>

本日は海外でも人気の作品。「陰の実力者になりたくて」5話~8話です。シナリオ的には「アイアム・・・」から「気のせいか」までのレビューになります。


まずは5話。絶品でしたね。核に勝ちたいと考えた中二病主人公が「核に勝つには自分が核になればいい」というナナメ上な結論を出した上に、「アイアム」でプチ爆発まで発生させ王都の中に、クレーターまで作っちゃうという主人公の無双が最高でした。

 

そしてメインヒロインだった「アレクシア」をパッと退場させて次なるヒロイン「シェリー」を登場させました。ある程度育てたヒロインをあっさり後退させてしまうあたりが如何にも今風だと思います。

 

昭和のうる星やつらなんて、メインヒロインはラムのまま、サブヒロインを変えまくることで218話も放送したのに、いまとなっては数話レベルでメインヒロイン交代です。

 

6・7・8話は騒動はありましたが、メインシナリオは殆ど進展せず、よくある異世界ものの日常パートみたいな感じでした。ちょっと日常回が長すぎる感じです。特に8話は中だるみ間があり、パリ〇孔明みたいに途中で無駄に世界観を掘り下げて失速しないかちょっと不安です。

 

この作品の私から見た良いところは、テンポの良さと振り切れたキャラクターと尖ったエピソードにあると思っているので、ありふれた日常回で世界観を掘り下げてもいいけど、長すぎると長所を殺してしまいそうです。

 

とはいえ、新ヒロインの魅力は伝わりましたし、ちょい役かと思われたヒョロとジャガも少ながら活躍しましたので、9話あたりメインシナリオがガツンと動いてくれれば問題ないと思います。

 

今期注目の本作ですので、続きが楽しみです!



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