NHKで放送中の「映像研には手を出すな!」の第1話のレビューです。
アニメの魅力に目覚めてしまった主人公が、同じ目的の友人と出会いアニメの素晴らしさを語り合う導入部です。
アニメの設定に拘る主人公。キャラに拘る友人。その二人をサポートする親友。この3人が出合い、意気投合するまでが描かれています。
1話で感じた魅力ですが、このアニメはシナリオだけではなく世界観も十分魅力的であるという部分です。迷路のような街並みに基地のような校舎など、現実離れした建築物が独特の世界観を持っており視聴者の好奇心を十分に煽ってくれます。
また主人公がアニメの妄想をするシーンでは、随所にアニメならではの演出を散りばめ、ジブリアニメ彷彿させる躍動感を画面から放っています。久々にアニメらしいアニメを見た気分です。
登場人物も今風の可愛らしい系で無難にまとめず、個性を重視したキャラクターデザインになっており、記号化された分かりやすい作画です。今どきのかわいらしい系アニメに抵抗がある人でも、抵抗感なく視聴できる作画ですのでお勧めの作品です。
まだ一話ですので、ここから見始めても十分楽しめる作品になりそうですのでこの冬の視聴枠に本作を入れてみては如何でしょうか。
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