2019年10月14日月曜日

食戟のソーマ 神ノ皿 1話

食戟のソーマ第4期の1話目のレビューになります。
 
<1期~3期 おさらい>

名門料理学校、遠月学園に入学した幸平 創真。
この学校は食戟という料理対戦システムで争いごとに
決着をつけるルールがあった。
 
幸平 創真は数々の生徒(一部OB)と食戟を繰り返し
着実に実力を伸ばしてゆく。
 
しかし、学園の体制が変わり「自由な料理」から
「決められた料理」を推奨するようになると、体制に
反発し、自由な学園を取り戻すべく「反逆者」として
体制側に食戟を挑んだのでした。
 
 
1話目 レビュー
 

模範的な続きものの1話目でした。

冒頭、視聴者に向けてこれまでの経緯と現在の
状況を説明し、初めましての視聴者への配慮を
みせました。
 
その後、3期から続けてみている視聴者に向けて
3期最終話の続きをたっぷり見せておき、その流れで
創真の食戟シーンを軽く1回差し込んで
食戟の流れを視聴者に説明してくれました。
 
完璧です。作画も演出も含めて言う事なしでした。
 
 
シナリオ的には創真と女木島先輩の食戟シーンの後の
竜胆先輩の紹介部分がメチャ面白かったです。
 
これぞ食戟のソーマの醍醐味だと思いました。
 
とにかく料理と料理人の説明が詳細まで長セリフで
語られ、その人物がどういう人でどこがどれくらい
凄いのか脇役が凄い饒舌に説明するのです。
 
これによって、視聴者と作者の間で共通の価値観が
生まれ、対戦の勝ち負けに関係なく「凄い食戟だった」
と納得感を得ることが出来るのです。
 
食戟のソーマの場合は、この「説明する引き出し」が
異常に多様で「そういう方向で褒めてくるのか!」
「そこを説明してくるのか!」と色々勉強になります。
 
その引き出しの多さがそのまま原作同様に作品の面白さに
繋がっているのだろうと思います。
 
まだ一話目ですが、2話目へ引きも抜群で来週が楽しみで
なりません。

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<編集後記>
 
食戟のソーマは久しぶりに、レギュラーレビュー作品に
していこうと思います。
(全話レビュー対象)
 
とても面白く、料理への興味が湧いてくる作品ですので
オススメです。

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