2018年7月15日日曜日

ちおちゃんの通学路(一部レビュー)

 普通の高校1年生。三谷裳ちおの日常(主に登下校)を描いた女子高生
 ギャグアニメです。どこにでもいそうでモブのような主人公が、波乱万丈の
 登下校を展開するギャップが楽しい作品です。

 
 公式サイトは↓
 ttp://chiochan.jp/
 
 
--- 2行で読む ここまでのあらすじ ---

 ・遅刻を寸前の主人公が町角を曲がると、なんと工事中で全面通行止め。
  迂回路は絶望的な距離で遅刻決定と思われた。しかし主人公は閃いた
  「塀と屋根の上を歩いていけば近いじゃない」と。
 
 ・様々な障害を乗り越えて、遅刻を回避した主人公。だが、屋根から
  降りたところを通行人に目撃され噂の人になってしまった。
  (でもギャグアニメなので次の話では噂話は消えている)
 
--- レビュー ---
  
   主に主人公視点の一人称で展開するギャグアニメです。
 
  主人公がやや腹黒い性格なので、心の声がブラックユーモアに溢れていて
  ノリツッコミ的な面白さをプラスしています。
  
  1枠(30分)に数話収録されていることもあり、各エピソードは長短
  定まらず、長ければほぼ1枠丸々つかったりA,Bパートで分かれて
  いたりします。
   
  最近のギャグアニメの定番の構成なので、無理な尺伸ばし感や詰め込み感の
  ない伸び伸びとした作品です。
  
  ちょっと時間が空いたときに少しずつ見ても楽しめる気楽な作品ですので
  興味があれば、その時に見れる話数を視聴するだけでも楽しめると思います。
 
    
--- 総括 ---
  
   前回レビューのトネガワと同じく、決められたシチュエーションの中で
  展開されるシチュエーションコメディなのですが、トネガワよりも
  タッチが軽く展開も早いので、トネガワの原作カイジを知らない人は
  こちらの作品を好む気がします。
  
   設定やシナリオは奇抜ですが、物語の作り方や見せ方については今風の
  テンプレにと言ってもいい安定した構成で見やすいです。
 
   最近の女子高生主人公の日常系ギャグものに見られがちな「過度な下ネタ
  要素」が少ないのも管理人的には二重丸です。
    
   
-------
  
   トネガワ同様ですが、この決められたシチュエーションの中でどのような
  ギャグの引き出しを見せてくれるのか、作者の想像力とアニメスタッフの
  表現方法にとても興味のある作品です。


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