2017年12月25日月曜日

食戟のソーマ 餐ノ皿(一部レビュー)12話まで

 少年ジャンプで連載中の料理アニメです。
 定食屋の息子幸平 創真(ゆきひら そうま)の活躍が描かれています。
 本作はTV放映シリーズの3期目です。
 
 公式サイトは↓
 http://shokugekinosoma.com/
 

--- 2行で読む ここまでのあらすじ --- 12話目まで
 
 ・薙切薊(あざみ)による改革の象徴ともいえる組織「セントラル」をの
  セントラルは学園内のいかなる自治組織も認めないという強硬策を
  実行していた。(部活禁止のようなもの)
 
 ・各部活動の代表は自分たちの居場所を守るために立ち上がり、セントラル
  の料理人の食戟を行う。しかしセントラルは強く次々に敗北を喫する。
  創真はセントラルの料理人を撃破。極星寮は守られたが十傑第1席の
  司 瑛士に懐刀になれと誘いを受ける。
 

--- レビュー ---

  人気料理アニメの3期目です。
   
  本作は3期前半と後半で、分割オンエアのようです。
 
  前半はこの12話までで後編(遠月列車篇)は2018年4月からの
  オンエアとなります。
  
  さて、前半のクライマックスはお色気あり、食戟あり、沢山の名場面の
  連続でした。
  
  特に十傑第1席との食戟は、今までの派手な戦いではなく1席のもつ
  風格が漂う一戦となりました。
  
  漫画版とアニメ版では一席「司 瑛士」の風格のある料理のシーンに
  大きく印象が違いました。
  
  どちらも良し悪しではなく、漫画版は「静止画ベース」なので表情や
  背景などを工夫して「静かに料理を淡々と進める姿」を描きました。
  
  アニメ版は「動画ベース」なので頻繁にカットを入れ替えて動きの
  少ない「調理中の司 瑛士」を、創真を気遣う「いつもの司 瑛士」
  そして動きの多い「ギャラリー」と「創真」と対比させて彼のもつ
  静な風格を表現していたと思います。

  真の強者らしい余裕が感じられる演出が両者とも印象的でした。   
   
     
--- 総括 ---
 
  漫画版で司 瑛士との結果は知っていました。

  それでも創真が色々と工夫をして、お菓子まで食材として使いだした
  シーンでは「これは司 瑛士の持たないアイディアで勝ってしまうの
  でわ?」と思わせます。
  
  良い意味でのミスリード(期待感)を誘う良いシーンでした。
  
  これまでの食戟で創真が(奇抜な)奥の手を出したときは「勝てる」
  というここまでの超長い伏線が見事に活かされたシナリオだったと
  思います。
  
  前半は創真の父が、薙切えりなの慕う料理人であり、その父薙切薊が
  青春の友とまで陶酔していた人物であることが判明したところで
  終わりました。
  
  後篇への引きとしては完璧に近く、早くも気になって仕方がありません。
  2018年4月が待ち遠しい作品です。

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  それではみなさん、よきクリスマスを!メリークリスマス。

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