管理人の緑茶です。
先日発表されたニコニコのゲームアツマールサービス終了について考察する記事です。まじめな記事なのでギャグをご希望の方はごめんなさい。
さて、このような記事を掲載すると必ず「アンチだろ!ネガティブはやめろ!」みたいなDMが来ます。
ですので最初に宣言します。私はゲームアツマールサービスには感謝しておりますし、今からでも盛り上げたら撤回してもらえるようなら撤回してもらいたいと思っています。アンチではありません。
では考察に入ります。
サービス終了の理由として「ネイティブゲーム市場拡大におけるブラウザゲーム市場の縮小」とあります。これは確かにSteamの勢いもありますし、ネイティブに押されてブラウザゲームが縮小しているのでしょう。
ですが、世界的にみればゲーム市場は拡大しています。
参考:ttps://www.value-press.com/pressrelease/264595
日本でもネイティブゲームに代わりブラウザゲームが押し返す展開もありそうですが、アツマールは何故サービスをやめるのでしょうか。
その理由はおそらくは収益の悪化にあると思います。ここのところ、アツーマルでは所謂メガヒットに恵まれず、顔となるゲームがずっと変わっていませんでした。当然ですが、こうなると遊んでくれるユーザも減り、ユーザーが減れば投稿者も減るという悪循環ではなかったのか。そう思います。
この現象はブラウザゲームというよりも、アツマールというサイトに顕著に表れたのではないでしょうか。理由としてはユーザーのゲーム環境がスマホにシフトしていることにあると思います。アツマール上のゲームの多くはツクール製です。
もちろんスマホのブラウザでも動きますが、お世辞にもスマホで使いやすいUIとは言い難いのが実情です。
もう一つがゲームの大容量化です。最近はフリーゲームであってもムービーやボイスを使用するものも増えました。その時に障害になるのがアツマールのアップロード容量制限なのです。しかしこれは仕方がなく、無制限にしたらストレージ料金だけで運営不能になってしまいますし、アツマールが出来たころは十分な容量でした。
そうは言ってもこれらを使いたいフリーゲームは、総じて見栄えのいい傾向にあり、内容云々ではなくプレーヤーに興味を持たせるゲームがアツマールにはアップロードできなくなり、メガヒットが出にくくなったとも推測できます。
まとめますと、同人ゲームの発展に大きく寄与したアツマールですが、時代の流れとともにその役目を全うしたんだと思います。
アツマール閉鎖まで半年ほどありますので、是非「いつか遊ぼうと思っていた」ゲームがあれば今のうちに遊び、できればコメントでも残してあげてください。
アツマールお疲れ様!
0 件のコメント:
コメントを投稿