<あらすじ>
シド・カゲノーとして生まれ変わった少年は、
これを幸いと異世界で「陰の実力者」設定を楽しむことにする。
シドは本人も知らぬところで本物の「陰の実力者」になっていき、そしてシドが率いる陰の組織「シャドウガーデン」は、やがて世界の闇を滅ぼしていく――。
<レビュー>
学園編と女神の試練編です。
学園編の前半でアレクシアと別れた後、シェリーをヒロインとする展開になりました。そこで分かったことは、この作品においてヒロインがまともな人間だと、主人公がカラ回ってしまうということでした。
多分他の視聴者も感じたと思います。「あれ?今回のシナリオは割と地味だな・・・」と。そのふわっとしたものの正体がヒロインにあったと私は思います。ヒロインがまともで好戦的でもなく主人公に心酔しているわけでもない状態だと、主人公が保護者のような立場になってしまい、ギャグのキレが悪くなるようです。
さて、シェリーとお別れし再びアレクシア、そしてローズ・オリアナをヒロインとしたお話が始まりました。アレクシアはお察しですし、ローズ・オリアナも極端に正義に傾倒した性格なので、主人公をいいように事件に巻き込んでくれ、それを主人公が喜々として受け入れてさらに大事になっていく…。これぞこの作品の面白さだと思いました。
アレクシアは前回の一件で、主人公に好意をもっていますから、その設定も存分に活かされてきています。
特に温泉回は最高でした。温泉回なのに大爆笑でした。劇伴の使い方がメッチャうまいと感心しました。あそこであの曲を流すのはすごいセンスだと思います。
12話まで視聴した結果、今期超お勧めの作品だと思いますので見視聴の方は年末年始のお供に如何でしょうか!
中二病が感染しないようにお気をつけてお越しくださいませ。
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