本日はドラゴンクエスト10のVer6.1メインシナリオのレビューを掲載します。激しくネタバレを含みますので、未クリアの方でネタバレが好ましくない方はブラウザバックをお願いします。(前後編の記事になります。こちらは前編です)
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それでは、忖度なく書きます!
まずは全体感としては、60点くらいです。
「そんなに低い?」と思う方も多いと思う辛口採点ですが、これには理由があって前バージョンVer6.0があまりにも導入部として仕事をしていないので、このバージョンまで評価が落ちてしまったと思います。
Ver6.0の何が良くないのかといえば、唯一の仕事と言っても過言ではない「ワクワク感」や冒険をする「納得感」をプレーヤ(この場合は私)に与えられなかったことにあると思います。
天使の良くわからない理由で、半ば強制的に天界に行くことになり、良くわからない状態でNPCから罵詈雑言を浴びせられるという、あのVer6.0がなければ全然評価は違ったと思います。
さて、6.1に評価に戻りますが、さぁ始めるぞ!と出鼻をくじく、ユーライザの髪型変更クエスト。絶対Ver6.0の最後に入れるべきでした。そうすれば、Ver6.1ではユーライザをカスタムして一緒に冒険できそう!と期待感を煽れたものをVer6.1の最初に持ってくるから邪魔でしかない。せっかく作ったクエスト担当者が可哀想になる配置でした。
そして、Ver6.0の負の遺産である「冒険をする動機づけが甘い」という汚点を補うために天使長が主人公に言います「お前、この大変な事態に何もしないなんてことないよな?協力するよな?」と主人公が「はい」というまで何度も聞いてきます。無理やり「はい」を選択させてもそれは強制であって、プレーヤは納得していないので天使長の印象が一層悪くなるだけでした。
この天使長。自身と部下が計画した儀式で大失敗しておきながら、未だにプレーヤに対して上から目線で命令してくるんです。それ自体は別にシナリオ上よいのかもしれませんが、Ver6.0でNPCから散々悪口を言われた主人公からすると、天使長がこんな態度だから、末端の天使共が無礼であると思わざる負えません。ゆえに凄い不快です。
本当に、この天使長の為に冒険してやろうという使命感が全くわかないので、冒頭の60点という低い採点になっていると思います。
(天使長は更迭してパニガルムのボスとして配置してしまえばいいと思います)
話は変わりますが、このバージョンではユーライザがアンルシアのように主人公と主に冒険します。このコンセプトはいいですよね。ヒロインとしての存在感がアップしました。
しかもちょうどいい戦力になってくれます。強すぎても「主人公いらなくね?」となりますし弱すぎても「お荷物」になってしまうので、いいバランスだと思います。
ただ、凄い卑屈というか嫌味っぽいというか、Ver6.0で他の天使が主人公をボロクソ言った経緯があるため、冒険先で出会う様々な人々に対して「偉大なる主人公さまに、お仕えしているユーライザです」みたいな自己紹介をします。
そんなん今さら言われても、って感じで嫌な気分になるだけで、これもVer6.0の負の遺産と言えるでしょう。
ここまで結構辛辣に書いていますが、基本的に悪いのはVer6.0です。シナリオにおいて1話はとても重要です。そこですべて気が決まると言ってもいいくらいです。
その1話に当たるVer6.0のシナリオで仕事を出来ていないツケが、どこまで響いてしまうのか心配でなりません。
長くなりましたので、各サブシナリオについては次の記事でレビューしたいと思います。
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