2018年12月17日月曜日

色づく世界の明日から(一部レビュー)その3

魔法使いの末裔である主人公(ヒロイン)は、ある日祖母から「過去へ
行ってきなさい」と魔法で過去へ戻される。ヒロインは祖母の青春時代
へ飛び少しずつ成長していく。


 【アニメ公式】
  ttp://www.iroduku.jp/

 【ネット配信】

 [Amazon Prime Video]
  (URLなし)
 
 

----【梗概】 ----

 ・魔法に対してマイナスイメージしか持たなかった主人公。しかし
  過去の世界でできた友人とふれあい、青春を過ごすことで魔法に
  対する認識が少しずつ改善されていく。そして…
 

-----【レビュー】-----
 
  連続気味ですが、どうしても書きたいエピソードでしたので
  本日は本作のレビュー記事となります。
 
  前置きは早々に始めますが、物語が佳境へ突入しました。
 
  瞳美にかけられた時間魔法は「永続」するほどの力はなく、徐々に
  綻びを見せ始めます。
 
  この綻び(ほころび)によって瞳が不意に消えてしまう現象が
  発生します。
 
  綻びのシーン、フッと消える演出がなんとも時間旅行者っぽいと
  いうか、本来であれば瞳美が存在しない「時間世界」から押し出され
  るような感じで凄く「いいなぁ」と思いました。
 
  足元から透けたり、謎の穴に落ちたりせず、1フレームでフッと
  消えるのです。
 
  まったく予備動作がないので、この演出の方がリアルというか
  過去に残るリスクの高さを共感できた気がします。
  
 
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【編集後記】
 
  青春のゴチャゴチャで半分裂状態った魔法写真美術部のメンバーも
  瞳美の危機に再び絆を深めていきます。
 
  この辺のシナリオも瞳美という異分子が入り込んだせいで混乱した
  人間関係が異分子を護るために結束するという若者らしい
  感情の揺れ動きが表現されており、とても勉強になりました。
  
  どうやら残り2話。瞳美は色を取り戻すのか、そもそも未来へ帰る
  のか?
  
  とても気になる作品です。シナリオも作画も丁寧でモノを作る側から
  視聴してもとても刺激になる作品ですのでお勧めです。


  

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