人間の体の内部を世界に見立て、そこに住まう細胞達を擬人化した体内細胞
ドラマです。血液の中に多量に含まれ体中の隅々まで移動ができる赤血球と
免疫細胞である白血球を中心に様々な体(せかい)の異変に挑みます。
【アニメ公式】
ttps://hataraku-saibou.com/
【ネット配信】
[ニコニコチャンネル]
ttp://ch.nicovideo.jp/hataraku-saibou
[dアニメストア]
ttps://anime.dmkt-sp.jp/animestore/ci_pc?workId=22262
他
----【梗概】 ----
・新米赤血球が慣れない酸素運びで右往左往していると、雑菌が現れた。
抵抗手段を持たいない赤血球の危機を救ったのは細胞を守る細胞である
白血球だった。その出会いをきっかけに二人は体(せかい)のあちら
こちらで様々な異変に遭遇するのであった。
-----【レビュー】-----
擦り傷や食中毒、花粉症など日常的に起こりうる体の異変が細胞達に
とっては大事件であるというお話です。
登場人物に固有名詞は無く「赤血球」「白血球」「血小板」と細胞の
名前で呼び合っています。
作画を良く見ると個体を表す番号のようなものが付いていますが、あくま
でもデザイン上だけでシナリオ的には全て細胞名で認識されています。
体の仕組みを題材にした作品ですが、良い意味で教育的でないというか
深夜アニメの雰囲気を残した作品です。
これを某教育テ○ビみたいに、ガチガチに振り切ってしまったら本当に
学習色が強くなって作品の魅力は失われていたと思います。
子供が見ればそれなりに細胞について詳しくなりそうですが、それ以上に
白血球の過激な行動にドン引きしそうです。
大人が見る深夜アニメとして、子供に媚びず、ガツガツ雑菌を殺していく
免疫細胞の活躍と、大人も知らない細胞の役割や働きを知ることが出来る
バランスの良い作品です。
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【編集後記】
声優陣にベテランが多く出演されている作品です。その為か軽めの作画にも
関わらず世界感がとてもリアルに感じます。
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