2017年11月30日木曜日

食戟のソーマ 餐ノ皿(一部レビュー)4~9話まで

 少年ジャンプで連載中の料理アニメです。
 定食屋の息子幸平 創真(ゆきひら そうま)の活躍が描かれています。
 本作はTV放映シリーズの3期目です。
 
 公式サイトは↓
 http://shokugekinosoma.com/
 

--- 2行で読む ここまでのあらすじ --- 4~9話目

 ・学園祭として催される「月饗祭」が始まった。久我照紀が出店する
  中華料理店に苦戦する創真。しかし、客を効率よく回転させる屋台
  方式と大量の客に対応できるだけの仲間を集い、なんとか久我に
  勝利する。
 
 ・このまま月饗祭が終わるかと思っていた矢先。薙切えりなの父、薙切
  薊(あざみ)が遠月十傑に根回しをしたうえで、学園の支配権を奪取。
  学園に革命がおこり、薙切薊による独裁体制が始まるのであった。
  
--- レビュー ---

  人気料理アニメの3期目です。
   
  3期目のシナリオはジャンプの王道を行く、非常に面白いシナリオ
  となりました。
  
  まずは月饗祭。ヒロイン「田所 恵」と共に試行錯誤を繰り返し
  まさに努力に努力を重ね料理を完成させていきます。
 
  そうして完成した料理を屋台方式で提供し、高速で客を回転させ
  はじめると人手不足に。
  
  ここぞとばかりに、過去食戟を交わしたライバル達が助っ人に
  現れて努力と友情の力で、久我に勝利しました。
  
  ジャンプの三大原則と言われるだけあって、これらが揃った月饗祭の
  シナリオは目が離せないくらいに濃密で面白いシナリオでした。
  
  この作品の凄いところは、この月饗祭をそのまま終わらせず次の
  薙切薊編に繋ぎ目を感じさせずに移行するところです。
  
  いつの間にか薙切薊編に突入し、ライバル側だったもう一人の
  ヒロイン「薙切えりな」が創真陣営に参入。
  
  セントラルという薙切薊が作った組織に、真っ向勝負で挑んで学園の
  危機を創真が救っていく・・・このシナリオの流れは視聴者を一度
  掴んだら離さないという原作のスタイルそのまま、といった感じでした。
   
  
    
--- 総括 ---
 
  えー。総括で初めに書くことではないのですが・・・
 
  男(含む中年)の脱衣率高くないですか。一方美女の脱衣率激減している
  ような気が・・・いや。オジサンが脱いだ方が面白いのでいいのですが
  もう少しサービスカットを・・・(笑)
  
  さて、シナリオについては十分に触れたので、こちらは作画周りの感想など。
  
  まず新OP、いいです。最高。増えてきた主要キャラクタを上手く
  散りばめてちょっとシリアスなバトルアニメのようなノリのよい
  ハイテンポな作りになっています。
  
  料理対決を匂わせるカットがいくつもあって、料理対決ですから当然
  包丁もバンバン振り回すのですが、一度たりとも包丁による鍔迫り合い
  のような「凶器」と見えてしまうようなシーンがないのが、個人的に
  凄く良い印象です。
 
  最期に作画全般ですが、二期同様に丁寧で美しい背景。そしてアニメ
  タッチの簡略絵とリアルタッチのシリアス絵の使い分けが、物凄く
  巧みで、そういう観点で見ても凄い作品だと思います。
  
  何よりも相変わらず料理の作画が上手過ぎて、見るたびに腹が減る
  良アニメです。
 
  まだまだ、楽しめますのでお勧めです。  
  
  

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