あら、緑茶君どうしたの?
(自宅内の)ファイルサーバーが使用できません。
つまり、12日更新用の下書きにアクセスできません!
どえええええええええええええええええッ!!
以上三文芝居による、現状説明でした。
ファイルサーバーのセキュリティソフトの変更しています。伴って一時的に
セキュリティが効いていない期間のリスク回避のためファイル共有を止めています。
しくじりました。下書きだけでも退避しておくべきでした。
さてそうなるといつものパターンで日記になります。
しかも下書きなしの「現状レポート」になりますが・・・最近も既に一度やったので
すこし趣を変えようと思います。
ちょうどサーバーが話題にでたので
今日のお題はコチラ!
「自宅内にサーバーを構築するとお金はどれだけかかるのかなー!」
みんな大好きお金のお話と、マニア向けのサーバー構築のミックス企画です。
サーバー構築はかなり難しいので、最初はお金にフォーカスして掲載します。
なお、今回の記事は進めば進むほど難しい内容になるような書き方にしてみました。
途中に離脱ポイントを用意したので、そこまで読んで頂ければ幸いです。
では、最低限のファイルサーバーを宅内に設置する場合の試算です。
前提として、Linuxなど安いけどハードルの高いものは避けて今回はソコソコ
素人でも構築できるファイルサーバーです。
では早速総額を・・・
本体:180,000-(HDD1TB)
HDD: 20,000-(追加ハードディスクのことです。記憶領域です。)
OS : 55,000-(Windows Server 2016 Essentials)
ソフト:5,000-(セキュリティソフトです。6年分一括なので出費は32,000円です)
合計265,000-です。
恐ろしい金額です。むろん管理人はこんなの買えないのでもっともーと妥協して
いるのと、数年かけて貯金してから買っているのでギリ買えています。
この金額に見合う価値をサーバーに求めないのであれば、正直、安全にファイルを
保存して置くだけなのでグーグルドライブで十分だと思います。
グーグルドライブなら1TB月々1,500円、4TBでも6,000円
265,000円分だと約44ヶ月使用できる計算です。セキュリティやバックアップも
グーグルに任せられるので個人的にはグーグルお勧めです。
管理人のように「作品を外部に出したくない」とか「仮想環境でプログラムを
検証したい」みたいなマニアックな希望があれば別ですが。
以降マニア向けの補足です。
興味がない方はここでお別れです。本日も閲覧ありがとうございました。
火曜日の更新も是非よろしくお願いします!
■離脱ポイント1■
ハードに詳しい皆様こんばんわ!
管理人の緑茶です。
はい、今日の記事のサーバの想定スペックはこちらです。
本体:
HP社
ML30 Gen9 E3 v6 NHP 4LFF オプ得モデル
ML30 Gen9 ノンホットプラグ 4LFF(3.5型) タワー型 ベースユニット
Xeon E3-1220 v6 3GHz 1P/4C CPU
8GB 1Rx8 PC4-2400T-E メモリキット
9.5mm SATA DVD-ROMドライブ
薄型オプティカル ドライブケージ
350W パワーサプライ(FIO)
3年間保証(3年パーツ保証、3年間翌日オンサイト保守)
HDD:
ST4000DM004 [4TB SATA600]
OS:
Windows Server 2016 Essentials
セキュリティソフト:
ESET Endpoint Protection Advanced
こんなんです。
気を付けるべきは本体です。最近のサーバー機はHDDを固定するのに独自の器具を
つかいます。いわゆるレールです。
何も言わないと内臓するHDD分しかついていませんので、自分で増設できません。
自分でHDDを増設する場合は、その事をHPに伝えレールをつけて貰いましょう。
モデルによりますが、大体数千円でつけてもらえます。
(今回の例では細かい内容なので省略しました)
また、上記モデルはSATAのHDDを使用しています。そのため多人数で共有する
ファイルサーバーとしては実は不向きです。少人数で使う分には何とか使える
レベルです。
あと、WindowsのCALを気にしなくて良いようにWindows Server 2016 Essentials
をOSにしています。その点でも多人数での運用は向いていません。
SASと違って24時間駆動を想定していないため(最近は違うのもありますが)
データ保護の為に1日1回バックアップを違うHDDにとる運用を想定しています。
一応内容を簡単に補足しました、以降はマニアックな注意点です。
■離脱ポイント2■
Windowsの場合はOSの起動ドライブをMBRで構成していると2TBの壁に
ぶつかります。(Linuxもバージョンによってはぶつかります)
なら、GPTにすればいいかと言うとBIOSやらなにやら絡んできます。
マザーボードのBIOSが拡張(UEFI)に対応していないとそもそもできません。
その為、機器選定の段階でUEFIが使えるか確認する必要があります。
というわけで、内臓でついていた1TBのHDDをOSの起動ドライブとして4TBの
HDDはデータドライブとバックアップドライブに各1本割り当てる形が簡単です。
バックアップのソフトはありませんが、OS標準のスケジューラーとDOSコマンドで
最低限実装できます。(XCOPYやrobocopyというコマンドが色々便利です)
最後に「法人向けの機器やソフトを個人で買えるの?」という素朴な疑問にアンサー
して終わります。
「買えます(でも条件はありますし、モノによっては買えません)」
買えるの?と思いそうですが、買えないと全国の法人化していない個人事業主の
マーケットから外れてしまうので窓口は大抵あります。
(個人事業主は「開業届」を提出している個人をさしますが、ここでは広い意味で
個人で活動し、継続性があるかも不明だけれど機器が必要な人と考えてください。
・・・たとえば同人サークルとかですかね!)
個人の場合の支払いは基本的にクレジットカードか全額前払いです。
金額が大きいのでクレカは上限に気を付けてください。
■離脱ポイント3■
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編集後記
「開業届」を提出している個人事業主であればサーバを購入した場合に納税的な
視点での検討が必要です。
事業に必要と認められれば経費になるかも知れません。パソコンの法定耐用年数は
4年なので償却率25%で経費になります。
今回のように30万円未満の場合は青色申告者であれば、「少額減価償却資産の特例」
の対象だったように思います。そうすれば一括で経費にできるかも分かりませんが
この辺は詳しくないので専門家に購入前に相談してみると節税できるかも知れません。
たしか「少額減価償却資産の特例」は期間限定だった気もするので違ったらすみません
「そういう面でも検討してね」という補足です。
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