2020年2月27日木曜日

映像研には手を出すな! 8話感想

アニメ「映像研には手を出すな!」8話の感想です。

遂にロボ研との共同アニメが完成します。また、ここまで悪役のように描かれていた水崎夫妻が登場し、実は愛情にあふれた良い両親であることが描かれています。
 
本作の根本は「アニメーション制作」なので、家庭のイザコザは物語のスパイス程度という形のようです。作り手からすれば「イザコザで一話作っちゃおう」とか思いがちなところですが芯をズラさずに共同アニメのお披露目回の1シーンで伏線回収としてしまう構成には「凄い」と思いました。
 
シナリオを書く側なら、1話稼げる絶好の伏線ですもの

さらにイザコザ自体も「実は良い親でした」とポジティブにシンプルに書いて終わりにしているのも視聴者の目線が本題から反れないので良いと思います。
 
そして出来上がったロボットアニメのお披露目シーンは大迫力なだけではなく、効果音の重要さが分かるような演出になっていてマジで勉強になりました。

主人公たちが円盤(DVD)を売って稼ごうとするあたりが妙にリアルというか、放映だけでは稼げないアニメ業界を揶揄しているようで面白いシーンでした。
 
次はどんなアニメを作るのでしょう。そろそろ声優とかBGMとかそのあたりにスポットがあたるのでしょうか。楽しみです!


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