森の奥でひっそりと暮らしていた賢者の孫が
学校に入学する。賢者に育てられた彼が普通だと
思っていた魔法の数々は「規格外」と驚かれる。
【アニメ公式】
ttp://kenja-no-mago.jp/
【ネット配信】
[dアニメストア]
ttps://anime.dmkt-sp.jp/animestore/ci_pc?workId=22658
----【梗概】 ----
・とにかくスケールの大きい主人公が様々な
事件に巻き込まれ華麗に解決していく主人公最強系
アニメです。
-----【レビュー】-----
アニメ作品的としてはかなり極端に制作された
作品です。
何が極端かと言えば、この作品は主人公の魅力を引き出す
為に、ほぼすべてのリソース(要素)を傾けていると
言っても過言ではないと思います。
ヒロインは当然ですが、仲間キャラ、モブ、敵キャラ
シナリオ、演出、設定、もう、考えうる全ての
要素が全振りで主人公を推してきます。
主人公の凄さが伝わるのであれば、多少のご都合主義は
気にしないという潔さも作品の勢いになっていて良い方向に
向いています。
何かに特化した作品はそれだけでも面白みがありますし
どんどんハデになっていく主人公の技の数々も
面白い作品ですのでおすすめです。
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【編集後記】
技の凄さを説明するには、技を受ける側の強さを
説明しなくてはいけないのです。
例えば、
「ファイヤーフラッシュでゴブリンをやっつけた!」
では、ファイヤーフラッシュの強さが伝わりません。
これは、ゴブリンの強さが曖昧なので物差しとして
機能していないからです。
そこで、こうします。
「そのゴブリンは天災の二つ名をもつ、伝説の
ゴブリンである。帝国兵5万を一瞬で屍とした
強さを前に専門家は通常のゴブリンとは
完全な別種であると分析するほどであった。
主人公はそのゴブリンをファイヤーフラッシュで
一撃でひれ伏したのであった」
こうすると主人公や技の強さが伝わると思います。
この作品はこれを、ワンパターンにならないように
工夫をしながら、何度も繰り返しているのです。
そういった見えない努力みたいなところも感じながら
視聴するとより楽しめる作品だと思います。
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