2019年5月22日水曜日

賢者の孫(一部レビュー)

 森の奥でひっそりと暮らしていた賢者の孫が
 学校に入学する。賢者に育てられた彼が普通だと
 思っていた魔法の数々は「規格外」と驚かれる。


 【アニメ公式】
  ttp://kenja-no-mago.jp/

 【ネット配信】

 [dアニメストア]
  ttps://anime.dmkt-sp.jp/animestore/ci_pc?workId=22658
 

----【梗概】 ----

 ・とにかくスケールの大きい主人公が様々な
  事件に巻き込まれ華麗に解決していく主人公最強系
  アニメです。

-----【レビュー】-----
   
  アニメ作品的としてはかなり極端に制作された
  作品です。
 
  何が極端かと言えば、この作品は主人公の魅力を引き出す
  為に、ほぼすべてのリソース(要素)を傾けていると
  言っても過言ではないと思います。
 
  ヒロインは当然ですが、仲間キャラ、モブ、敵キャラ
  シナリオ、演出、設定、もう、考えうる全ての
  要素が全振りで主人公を推してきます。
 
  
  主人公の凄さが伝わるのであれば、多少のご都合主義は
  気にしないという潔さも作品の勢いになっていて良い方向に
  向いています。
  
  何かに特化した作品はそれだけでも面白みがありますし
  どんどんハデになっていく主人公の技の数々も
  面白い作品ですのでおすすめです。
  
   
 
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【編集後記】

  技の凄さを説明するには、技を受ける側の強さを
  説明しなくてはいけないのです。
 
  例えば、
  
  「ファイヤーフラッシュでゴブリンをやっつけた!」
 
  では、ファイヤーフラッシュの強さが伝わりません。
  これは、ゴブリンの強さが曖昧なので物差しとして
  機能していないからです。
 
  そこで、こうします。
 
  「そのゴブリンは天災の二つ名をもつ、伝説の
   ゴブリンである。帝国兵5万を一瞬で屍とした
   強さを前に専門家は通常のゴブリンとは
   完全な別種であると分析するほどであった。
 
  主人公はそのゴブリンをファイヤーフラッシュで
  一撃でひれ伏したのであった」

  こうすると主人公や技の強さが伝わると思います。
 
  この作品はこれを、ワンパターンにならないように
  工夫をしながら、何度も繰り返しているのです。
   
  そういった見えない努力みたいなところも感じながら
  視聴するとより楽しめる作品だと思います。

  

 
         

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